Pynote

Python、機械学習、画像処理について

環境構築 - Windows / Ubuntu の Qt の導入方法

試した環境

Windows

1. インストーラーをダウンロードする

※ 執筆時点ではバージョン Qt 5.11.0 である。

Qt Downloads から qt-opensource-windows-x86-5.11.0.exe をダウンロードする。

2. インストーラーを実行する

ダウンロードしたインストーラーを実行する。

f:id:nekobean:20180606134204p:plain

ユーザー登録はスキップしてよい。

f:id:nekobean:20180606134213p:plain

使用するコンパイラを選択する。

  • Visual Studio 2015 の場合: MSVC 2015 32-bit/MSVC 2015 64-bit にチェック
  • Visual Studio 2017 の場合: MSVC 2015 32-bit/MSVC 2017 64-bit にチェック
    • MSVC 2017 32-bit は提供されていないが、MSVC 2015 と 2017 で生成したバイナリは互換性があるので MSVC 2015 を選択すればよいとのこと。*1


例えば、使用するコンパイラVisual Studio 2017 である場合は、msvc2017 64bit にチェックをつける。

以上の手順で、Qt ライブラリ本体及び Qt Creator がインストールされる。

3, 環境変数

通常インストーラーによって自動的に環境変数 Path に必要なパスが追加されるが、一応確認しておく。
(以前インストールした Qt Creator によって設定された環境変数が残っていると、アンインストールして新しいバージョンの Qt Creator をインストールしても環境変数が更新されないことがあった)

インストール先を C:\Qt\Qt5.11.0 にし、インストーラーのコンパイラ選択で MSVC 2015 32-bit/MSVC 2017 64-bit にチェックした場合の例

C:\Qt\Qt5.11.0\5.11.0\msvc2015\bin
C:\Qt\Qt5.11.0\5.11.0\msvc2017_64\bin
C:\Qt\Qt5.11.0\Tools\QtCreator\bin

Linux

1. インストーラーをダウンロードする

Qt Downloads から qt-opensource-linux-x64-5.11.0.run をダウンロードする。

wget https://download.qt.io/official_releases/qt/5.11/5.11.0/qt-opensource-linux-x64-5.11.0.run
2. インストーラーを実行する

ダウンロードしたインストーラーを実行する。

chmod +x qt-opensource-linux-x64-5.11.0.run
./qt-opensource-linux-x64-5.11.0.run

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ユーザー登録はスキップしてよい。

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デフォルトでは /opt/Qt5.11.0 以下にインストールされる。

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使用するコンパイラを選択する。
Desktop gcc 64-bit にチェックをつける。

これで Qt ライブラリ本体及び Qt Creator がインストールされる。

3. パスに設定する。

デフォルトでは `/opt/Qt5.11.0` 以下にインストールされていると思うので、PATH 環境変数に追加する。

echo export PATH="/opt/Qt5.11.0/5.11.0/gcc_64:${PATH}" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

以上の手順で、Qt ライブラリ本体及び Qt Creator がインストールされる。